スタイリストなりたての方必見!練習なしで!?カットが10分早くなる方法

美容室

皆さんこんにちは、大阪北摂で美容室店長をしてますしげです。

お節介ながらも携わったかたの人生を豊かに♪をモットーに年間2400名のお客様させていただいております。

皆さんカットの勉強をする際何をされますか?

ウィッグを用意してシザーとセニングと持ってすぐ切る練習をされると思います。

もちろんなるためにはカットの練習が必要不可欠ですが髪を切らなくても上達、スピードアップ出来るんです。

大切なのはカット前の予習にあり♪

練習嫌いであんまり練習せずに私が実践的な方法を解説していきます。

目次

カットが遅くなるお悩みポイント

色んなカットレベルの方がいるかと思いますがデビュー前のスタイリストの場合で見ていきましょう。

まず何故カットするのが遅くなってしまうのか悩むポイントを6つまとめました。

  1. シザーの開閉の不慣れさ
  2. 完成スタイルのイメージ不足
  3. ウエット時からの長さ設定
  4. 切る手順
  5. 量感の調整
  6. 頭の形がばらばら

今回はそのうちの一番大切な完成スタイルのイメージ不足 

通称イメトレについてご説明していきます。

他のことも今後お伝えしていければとおもいます。

イメトレってどうこと?

イメトレとは=自分の行きたい目的地を想像するということです。

めちゃくちゃそのまんまです。(笑)

でもこれがすごく重要になっていきます。

目的地が場所でいうとが勤め先の会社から自身の自宅だとすんなり行けますよね。

何番目何番地、○○屋さんの向かいにあるマンションの〇〇号

と正確に頭の中で描けている、具体的にどの経路で向かうのが近道か。

それがまだ2回しか行ったことのない洋服屋だとどうですか?ナビなしで。

たしかこの辺りだったなあ。この道は右からか左から行けば早いのか。近くになってもどの通りかな。

うろうろしてしまい、タイムロスしてしまいませんか?

これとヘアスタイル切る手順と同じです。

迷うのです。

イコールカットするのが遅くなります。

イメージトレーニングをまずはやってみましょう。

「はい、では今からショートスタイルを切ってください。」

「いつもカットする手順を事細かに口頭で説明してみてください。」

皆さんどうですか?

ブロッキングの分け方、アンダーを切るときの立ち位置は。

何回のパネルに分けて何度に持ち上げ切りますか。そのときの肘の角度は。

ミドルのサイドは何度で横スライスか、縦スライスかどちらにダイレクションかけますか。

これが完璧に描けていなければ、手は止まるもしくは低速になりますよね。

アシスタントのうちは毎日毎日練習したのにスタイリストになってから練習されてますか。

目的地を正確に描くためには

手順の他にウエットでのアウトラインやレイヤーのレングス設定、骨格や髪質別で注意すべき点

このスタイルのウエイトはどこか、重さがたまる箇所、

自分がよく失敗するポイントからの対処方法、

これがはっきりわからなければ、素早くカット出来ないのです。

逆をいうとこれさえわかれば、ウィッグを切らなくても早く正確に出来ます。

グーグルマップの経路のようにゴールまで描けて初めて迷いなく切れるのです。

ヘアスタイルを分解する

髪を切る行為は左手で持っている髪を、シザーを持っている右手で親指を動かし切るだけなので

難しくないのです。何が難しいかといえばどれだけ具体的にスタイルを熟知しているか。

まず出来上がりのスタイルがレイヤーかグラデーションで切られているのか。

アウトラインは前上がり、前下がり、水平どれなのか。

分解していきましょう。

次に手順を明確にだし、毛量調整、スタイリングまで一つ一つ書き出していきましょう。

紙に情報を箇条書きでだしてみてもいいし、スマホのメモ機能でも構いません。

おすすめはマインドマップというアプリもお勧めです。

私もブログの記事をまとめたり、思考を書き出すのに使っています。

まとめ 切らなくていい

美容師はレッスンといえばウィッグを出してきて切るのが練習と思いがちですが、

ただなんとなく切っているだけではウィッグを何体切ってもうまくなりません。

わたし自身アシスタントのことからレッスンが面倒くさいしウィッグ代も高くつくしいやでした。

そこからイメージトレーニングをひたすらして他の同期よりも早く切れるようになりました。

後輩のレッスンをみたりカットモデルのコーチになってからこの大事さを痛感し

他にもカットが早く切れなくて困っている方がいるかなと思いかかせてもらいました。

これは今読んですぐ始められます。

是非やってみてください。

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