皆さんこんにちは世の中に美容師ってこんなに勉強してレッスンして学んでるんやで!!って凄さを知らしめたいしげです☺
今日はカット練習に入るアシスタントの方や、シザーのこと全然わからなくて知りたい方に向けてシザーを買う際に必要な情報をお伝えします。
スタイリストになるにあたって一番高い仕事道具はシザーなんじゃないでしょうか高額なものは20万以上あり安いものでも2、3万はするんじゃないでしょうか
アシスタント美容師の初任給は約12万円から17万円と言われていますので当然悩みますよね。
沢山ありすぎて困るよ~
失敗したくないなぁ・・・
大事な仕事道具だし当然悩みますよね
ただ、値段で決めてしまうのはよくないです。
スタイリストになったら毎日使うことになるのでテンションをあげてくれる自分に合う使いやすいものをおすすめします。
値段が高いからいいわけではないですが、一度買えばずっと使い続けれる相棒になります。
このブログを読んで自分に合わないシザーがわかり失敗せずお気に入りのシザーを選ぶことができます。
自分に合うシザー2丁はこう買いましょう
簡潔にまとめると以下のなります。
購入は気になるシザーメーカーを3社ほどあれば呼んでみる
ますはこの2丁のみ揃える
- ブラントカット用(まっすぐ切りそろえる)の直刃のシザーサイズ6インチ。
- 毛量をとる用(25%前後のすき率)のセニングシザー
ハンドル(指を入れて使う場所の形)は2本とも同じものでメガネタイプorオフセット。
一本7万以上のものです。
あとは好みで文字入れをしてくれたり、カラーを追加したりカスタムできます。
是非自分だけのマイシザーを持ちましょう^^
自分に合うサイズの選び方
検索するとたくさんかっこいいのが出てきますが、大切なのは自分の手に合ったシザーです。
サイズとハンドルを抑えておけば間違いないでしょう。
下記で説明していきますね。
サイズの測り方
シザーのサイズは刃の先から指掛の付け根までの長さをインチでいいます。
1インチ=2.54cm
利き手じゃないほうハサミを持たない方の中指の先から第3関節(つけ根)より刃長が短いもの。
第二関節と第三の間。
女性 5.5から6インチ
男性 6から7インチ
長すぎるシザーだとショートのアンダーを切る際に小回りの利く動きが出来ないためスムーズなシザーワークが出来ないのでショートヘアのお客様が多い方は悩んだら小さめを選びましょう。
逆にメンズカットで刈り上げのスタイルが多ければ長めのシザーがお勧めです。
これからスタイリストになる方でお店がメンズ専門のところなどでない限り幅広い層のお客様がしやすいように丁度のサイズを選んでもらえば間違いないです^^
ハンドル
ハンドルはの種類は大きく分けて2種類あります。
メガネタイプ
指を入れる穴が左右対称のメガネは定番の形で次に説明するオフセットタイプより穴が少し大きいのが特徴です。最初は安定するまで慣れが必要ですがいろんな持ち方ができるので人気のハンドルです。
オフセットタイプ
穴が段違いになっているオフセットがありこちらは自然な手の形にフィットしやすいようになっています。最初から安定したシザーワークを行うことができますのでブラントカットにとてもいいです。
最近は3Dといったオフセットの湾曲したものもでていてより手にフィットしやすいものでています。
メガネタイプよりも1万円ほど高い傾向があります。
シザーの種類(ブラント・ドライ・セニング)
ブラント・ドライカット(刃の種類)
次にシザーの種類を説明していきますね。
直刃(ちょくば)・・刃の線がまっすぐなのでしっかりとまっすぐ切ることができ基本のブラントカットや刈り上げができます。
これは最初に絶対必要ですね。
笹刃(ささば)・・刃線が大きくカーブしているので毛先が逃げやすくスライドカットやストロークがやりやすいです。ドライカットで使うものになりますのでカットになれてきてから購入は検討してみてもいいですね。
柳刃(やばぎば)・・直刃と笹刃の中間の位置付けでカーブし適度に髪が逃げるようになっています。これは好みになるのでやはり慣れてきてから欲しいか考えてみるとよいでしょう。
セニング(すき率)
セニングには一回でどの位梳けるかというのがシザーによって何%すけるなどたくさんあります。
平均でつかいやすいものは20%~30%位がいいでしょう。
50%などありますがメンズの際のなじませや上級になりますのでまずは無難なものにしましょう。
セニング自体は通常のシザ―よりも買い替えはや補充はしない傾向にありますのでケチらず買いましょう。
シザーの購入方法
これでシザーの基礎がわかったところでいよいよどうやって買うのだろうとなりますね。
基本的にこの3通りの購入方法になります。
初めての購入だと同じ職場の先輩が教えてくれると思いますが、自分自身でも確認しておきましょう。
楽天やAmazonで注文
まず楽天やAmazonではプロ用とうたっている商品もありますが1万円以下の一般の方向けの商品になりますので購入はやめておきましょう。
理美容専門のカタログかサイトで頼む
理美容室の卸専門サイトでも安価な1,2万円台の商品からシザーメーカーの10万以上するものも売られています。これらは既製品になるのでセミオーダーに比べると割と早く届くかと思われます。
理想は次に説明しているメーカーから購入がいいですが、サイズもハンドルもこのサイトをみて理解してもらえていてかつ早く欲しい方は良いかもしれません。
これ全然あわないなーの失敗の確率はぐんと下がります。
ただ、美容師のはさみは基本オーダーしてから作るものが多いので既製品での見た目のカッコよささは望めなくシンプルな作りが多いです。好みのカスタムもできないのでシンプルでよくて最初は手ごろなのを試したい方は検討してみてください。
シザーメーカーと対面で購入
基本が実際お店に来てシザーをみせてもらい購入するスタイルです。セミオーダーなので出来上がるまでに2、3か月はみておきましょう。
お店で取引しているディーラーさんがシザーメーカーと繋がっている場合が多いのでそこできてもらう事ができます。
ただ、自分の興味あるシザーメーカーとは限らないのでもし気になるメーカーがあればご自身の職場の近くにある営業所があるメーカーさんを調べてみるのもありです。
有名なシザーメーカーは10社以上ありますが色んな地域に営業所があるので比較的きてもらいやすいです。実際自分で調べて問い合わせをし、1時間半ほど離れている他府県の営業所からきていただいたこともあります。
問い合わせてみましょう。
もちろん実際触れたり商品の説明も聞けるのでとてもいいです。
メーカーにもちろんよりますが商品自体は安くても7万以上高いものは20,30万などピンキリです。
当日きてもらったからといってを必ず購入しなければならないわけではないので大丈夫です。
まあ相手の立場的には買ってほしいでしょうけど(笑)
合わないシザーを選ばないために
実際触ってみても正直初めては全然わからないことだらけです。
人それぞれ手の大きさや指の長さに違いがあるのでまずは試し切りさせてもらいましょう。
色々触ることでかわるようになります。
個人的に言うとこの2点があると合わないシザーです。
シザーを使うとき力がいる
力がかかるということは切れ味が悪い可能性があります。もちろんシザーも持ち方もありますので一概には言えませんが
シザーを使うのに力は必要なくてリズムよくサンサンサンッと切れます。
とっても楽なんです。楽なので早いシザーワークが行えたり、押し切りなどの変な癖もつかずにやりやすいです。
開閉しにくく、手首や手の甲が痛くなる
仕事で一日中カットしているので最初は疲れるのですが、開閉しにくく負担が多くなると腱鞘炎になる可能性もありますので開閉のしやすさもポイントです。ハンドルのタイプが違うだけでも手の大きさと合わなくて開閉しにくくなるので再確認しましょう。
まとめ
最後にまとめますと
- ブラントカット用(まっすぐ切りそろえる)の直刃のシザーサイズ6インチ。
- 毛量をとる用(25%前後のすき率)のセニングシザー
- ハンドル(指を入れて使う場所の形)は2本とも同じものでメガネタイプorオフセット。
- 一本7万以上のもの
ぜひ参考にしてみてください。
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